2007-06-15 第166回国会 参議院 文教科学委員会公聴会 第1号
教員の資質の保持と向上は、教員に自己研さんのゆとりを保障し、自主性、自律性を尊重した下での研修や教員相互間での協力などによって実現されるものであるものと考えます。改正法案のような制度は、教育の本質的要請を破壊しかねない弊害を伴うものであります。
教員の資質の保持と向上は、教員に自己研さんのゆとりを保障し、自主性、自律性を尊重した下での研修や教員相互間での協力などによって実現されるものであるものと考えます。改正法案のような制度は、教育の本質的要請を破壊しかねない弊害を伴うものであります。
すなわち、いわゆる行政機関による研修もさることながら、教員相互によって教材や指導法を工夫し、子供理解を深めるなどして力量を高めてきており、海外から注目されるほどの校内研修、研究の伝統を持っております。それは目の前の子供のための授業の改善を目指すものでありまして、極めて具体的な効果のある営みになるものであります。
それは、学校内の教員相互による授業研究であるかもしれません。また、講演会のようなものであるかもしれません。また、民間で行われている研究会や講習のような場合もあるはずです。いずれにしても、そこに参加するための交通費や講習の費用など、予算措置も併せて考慮されなくてはならないと思います。
さらに、全国環境学習フェアというものを毎年開催いたしまして、教員相互で事例を発表いたしまして、各地のすぐれた実践事例の共有化を図っております。各都道府県におきましても、初任者研修、十年経験者研修などにおいて環境教育についての内容を取り扱っているところでございます。
初任者研修制度、それから、十年次の研修、二十年次の研修が法定の研修としてあるわけですけれども、これらの研修はいずれもいわば教師を子供から引き離すような形で行われていて、私は、教師の教育的力量の向上にとって欠かすことのできないものは、子供、生徒とのかかわりの中で教員はやはり成長していくということが最大のポイントですから、そこの部分をきちっと保障して豊かにしていくということと、それから横並びと申しますか、同僚の教員相互
その辺についてむしろ教員相互の集団力みたいなものが欠けているんじゃないか、私はそこは問題点の一つとしてあるのではないかと思うんですが、いかがでしょうか。
例えば、学生による授業評価や教員相互の評価などを通して、それぞれの教員が切磋琢磨して互いに授業内容・方法の向上を図ったり、実務家教員とそれ以外の教員が協力して、教材の選定・作成を行ったり、法曹関係者・大学関係者が協力して、教育能力を高めるための研修や実務研修などを継続的に行うことなどが重要である。」という、こういう考え方があるんです。
新設科目に係る教員の確保につきましては、大学教員相互の連携協力や教育現場で豊かな教職経験を有する先生方の参加などを考慮しつつ大学において適切に対応する必要があると考えております。学校現場の状況を考えれば、大学で教える教員がいないから科目開設ができないというようなことでは到底国民の納得は得られないと思っております。
本来、教員の流動性を高めることによって多様な人材を交流して大学の教員相互に学問的な刺激を与える、そのことによって教員の教育研究能力が向上し教育研究が活性化をする、こういうことをねらっているわけでございます。 また、異分野、違った分野の研究者や異なる経験、発想を有する者との出会いが学問的な関心や豊かな着想力を生むということで、そういった趣旨でこのたびの法案を提出した、こういうことでございます。
これらの教員が新しい研究分野を開拓し、また教育に従事するということは、教員相互の励みとなるばかりでなく、学生に対しても絶大なる教育効果をもたらすものと信じます。 ただ、任期のある教員のポストを新しく増設するのか、現在の教員枠の一部を転用してそのような枠をつくるのかということは問題があることかと思います。
最近ようやく教員相互の授業参観や新任教員研修などによる授業内容・方法改善のための取り組みが始まりました。 アメリカでは、教員の授業を改善するための専門家がおり、教員の授業をビデオに撮り、そのビデオを見せながら、授業の中でわかりにくい点を指摘し、改善するようアドバイスを行っております。
これが実は、人事院が所管しておりますのは国立の関係、いわゆる国家公務員だけでございまして、国立大学の附属の小中学校の校長先生の俸給の特別調整額について見ますと、いわゆる大学から幼稚園に至るまで教員相互の均衡を十分に考慮して定められているところでございまして、すなわち国立大学の附属学校長と申しますのは学部に所属します教授を充てることとされておるわけでございまして、その学部を代表する学部長というのは現在一六
このチームティーチング等の導入は、ベテランの教員が新任の教員を指導して新任の教員の指導力を高めることを直接の目的とするものではございませんが、複数の教員が協力して指導計画、学習指導案を作成することや、協力して授業を行うことなどを通しまして、ベテランの教員が新任の教員にその経験と知識を伝達したり、あるいはそれぞれの教員の専門性や個性をお互いに尊重するなど、教員相互の切磋琢磨が図られ、おのずと今御指摘のような
その結果、教員の上下関係は一層鮮明になり、教員相互のチームワークや教員に対する父母や子供の評価、信頼関係に悪影響を与えるばかりではなく、教員は上級の免許状取得を志向し、本来の授業や自主的な研究を軽視するおそれも出てくるのであります。 また、仮に制度化するとしても、専修免許状取得の機会がすべての教員や学生に平等に付与されていなければならないことは当然であります。
また、広く一般社会から教育に熱意を持つすぐれた人材を教育界に迎え入れることは、従来とかく閉鎖的と言われていた教育現場を開かれたものにすることにもつながり、教員相互の切磋琢磨も期待でき、教員組織の活性化にもつながるものと考えております。
三段階ということにこだわるわけでありますけれども、特に教員相互、職場の中でいろいろ物を考えてみますと、能力を発揮できる望ましいあり方というのは、こういう段階的なものをつくるとかなんとかいうことではなくて、教育環境だとか人間関係、こういうものが十分保たれるということがまずなくてはならないわけです。
このように、免許状三種類化は明らかに本来同等であるべき資格に三段階の格差を導入するものであって、教員の資質向上に資するどころか、逆に、本来対等、平等であるべき教師間に分断と誤った競争を持ち込み、教員相互の協力関係を困難なものにせざるを得ません。それは結局教師管理を強め、戦前の師範学校のような上命下服の体制に引き戻そうとすることになります。こうした問題が起こらないと断言できるのですか。
当面、制度のスタートといたしましては、それぞれの地域におきます時宜に適した指導教員を選んでいただきまして、指導教員がみずからの体験を、あるいは指導教員相互間で経験、情報の交換をしていただく、あるいは協議する機会を設ける等のことによりまして、そういった当面の対応を考えてまいりたいと思いますけれども、将来の方法としましては、やはり指導教員が初任者に対します指導を具体的にどうしていけばいいのかという考え方
事前事後の準備であるとか、あるいは児童生徒への接し方等々、各般にわたる学校の職務と関連して行う研修を義務づけているわけでございますが、研修であります以上は、当然のことながら、教員の使命感を持ってもらうための、例えば諸般の講義等もございましょうし、あるいは幅広い知見を一般的な教養として持ってもらうということも必要でございましょうし、さらには他の企業あるいは他の施設等の参観等によりまして、あるいは新任教員相互間
しかしながら、その特修免許が高度の資質を備えているとしていることから、今日の批判されている学歴偏重主義を持ち込み、大学、学部間の序列化を生む危険性があること、教員相互間の対立を生むおそれがあること、また父母の側からいえば当たり外れということがさらに助長することになると言わなければなりません。
その次は、 すなわち教員組織の面について、二四学級程度をこえる場合は、教員の配当率はさほど変化がみられず、一方規模の過大となることによる事務量の増加に伴い教授負担量の過重となることが考えられ、特に校長の教員に対する掌握がじゅうぶんでなく、また教員相互の連係も困難になり、学校全体としての一体的活動ができにくくなる。